ブログ・ア・ラ・クレーム

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mruby の実装を読んで知見をまとめてみている

これは mruby Advent Calendar 2016 3 日目の記事です。

mruby に関するプロダクトを実装していると、 mruby 本体の実装に関して情報が欲しくなる場面があります。(ありますよね?) そんな時は Qiita 等巷で共有されている情報とか、あるいは 組込Ruby「mruby」のすべて を読んだりすると思うのですが、しばしばそれで満たされず mruby のソースコード を追うことがあります。 ご多分に漏れず僕もソースコードを読んだりとかしていたのですが、そこから得た知見をまとめておきたいなぁという気持ちがふつふつと湧き上がってきました。

というわけで mrubook というリポジトリを作成し、ソースコードから読み取ったノウハウをこの配下にしこしことドキュメント化してみています。

https://syucream.github.io/mrubook/

現状、下記のようなポリシーでドキュメント化を行っています。

  • 基本的に mruby のリポジトリの src/ 以下の各ファイルに対応するドキュメントを個別のファイルとして書く
  • フォーマットは 1) 概要 2) 詳細 3) C や mruby 向けの API に関する情報 の 3 本立て
  • ドキュメントを html 化し、 gh-pages で閲覧可能にする
    • 現在は Sphinx で html 生成をしている。 master ブランチに変更が入った際に travis-sphinx を用いてビルドを行い gh-pages ブランチを更新

まだまだ内容が乏しいですが、そのうち誰かの役に立ったら良いな・・・なんて思っております。 また PullRequest など大歓迎です!

さて短い内容で申し訳ありませんが、本記事としては以上になります。 明日 4 日目の記事は k0kubun さんによる「Rubyを評価するCLIツールはCRubyとmrubyのどちらで実装するべきか」とのことです。よろしくお願いいたします!